コンビニのご飯と聞くとどんな印象を持ちますか?
「好きな食事を買うことができて便利」
「様々な種類があるので飽きない」
といった魅力がある一方で
「コンビニ飯は体に悪そう」
「絶対に子どもには食べさせたくない」
と思っている方もたくさんいらっしゃいます。
ですが、そんなコンビニ飯でもちょっと工夫するだけで健康になることができます。
そこで今回は健康に食べられるコンビニ飯をいくつかご紹介いたします。
普段買うものにあるものを付け足すと健康効果UP!
唐揚げにあるものを追加すると脂肪吸収効果を発揮!
コンビニには様々な種類のものが売っています。
そんな中、注目したいのはレジ横でよく売っていて、ついつい買ってしまう唐揚げです。
この唐揚げにある食材を足すことで、脂肪吸収の効果を発揮します。
その食材というのが【レモン】です。
レモンには脂肪吸収する成分が多く配合されているため、揚げ物との相性は抜群です。
なので、唐揚げなどの揚げ物には是非加えてください。
海藻サラダに使うドレッシングで疲労回復の効果を発揮!
次に注目したいのは健康には欠かせないサラダです。
サラダにドレッシングをかけて食べる方もいらっしゃるかと思いますが、このドレッシングにもポイントがあります。
ドレッシングときくと油が多いイメージもあり、ついついノンオイルのものを選びがちです。
ですが、海藻サラダに関してはノンオイルではないドレッシングの方が健康効果は高いです。
というのも、海藻はβカロテンが豊富に含まれているのですが、このβカロテンは油に溶ける脂溶性となっています。
このβカロテンは疲労回復の効果を発揮してくれて、油と一緒に体に取り入れることで体内の吸収率をアップさせることができます。
その吸収率は油と別にした時の7倍近くUPしているというデータもあるので、海藻サラダを食べる時はオイル入りドレッシングを選びましょう。
カップラーメンにあるものを加えると高血糖予防の効果を発揮!
不健康なイメージのあるカップラーメンですが、このカップラーメンにあるものを加えるだけで高血糖予防をすることができます。
その食材というのが【カットわかめ】です。
わかめには食物繊維が豊富に含まれており、これらの働きによって糖質の吸収を抑える効果を発揮してくれます。
目安としてはカップラーメン1つに5gぐらいで、乾燥させたまま加えます。
実際にわかめ入のカップラーメンと入れてないカップラーメンを食べたところ、血糖値の上昇値が抑えられていました。
どうしてもカップラーメンを食べたい時には是非カットわかめを加えておきましょう。
コンビニ飯の中で健康効果をアップするスーパーフードとは?
私たちがコンビニでご飯を買う時、ほとんどの方は【タンパク質】が足りていません。
タンパク質が不足すると筋肉が落ちてしまい、代謝が悪くなって脂肪を溜め込みやすい体質になってしまいます。
1日のタンパク質を摂取する目安は、男性が60gで、女性が50gです。
簡単にタンパク質が取れるスーパーフードがあります。
それは【枝豆】です。
これは大豆でもあり緑黄色野菜でもあるので、ミネラルやビタミンも豊富に含まれているため、健康にはピッタリな食材です。
しかもタンパク質は100gあたり11.5gあります。
なので、枝豆を普段の食事に加えるだけで、タンパク質も摂取できるので、代謝を落とさずに食事することができます。
コンビニでご飯を食べる時にオススメしたいメニュー
では、これらの情報を踏まえ、コンビニで食事をする時にオススメしたい最強メニューをご紹介します。
主食
・チーズ入りハンバーグ+半熟卵
ごはん
・もち麦入りのおにぎり
・いくらのおにぎり
サラダ
・海藻サラダ
・人参サラダ
総カロリー約727kcal
まず主食のチーズ入りハンバーグと半熟卵ですが、これらにはタンパク質がたっぷり含まれています。
この2つだけで約14gのタンパク質を摂取することができます。
さらに半熟卵は食物繊維とビタミンC以外の栄養素が配合されているため、栄養食としても優秀な食材です。
そして、ご飯についてはもち麦入のおにぎりに使われているもち麦にはβグルカンという水溶性の食物繊維が豊富に含まれています。
これによって糖質の吸収を緩やかにしてくれます。
また、いくらのおにぎりは私たちに必要な栄養素を全て摂取することができます。
実は、おにぎりに使われている海苔には様々な栄養素が含まれているのですが、ビタミンDだけは含まれていません。
しかしいくらにはビタミンDがたっぷり配合されているので、全ての栄養素を摂取することができるというわけです。
そして先程ご紹介した、βカロテンを豊富に含む海藻サラダや人参サラダも添えることで、健康的な食事になります。
まとめ
コンビニ飯は不健康なイメージがあるかもしれませんが、このように工夫することで健康食品にもなります。
仕事や家事で疲れてしまっていて料理をする気にもなれないという方は、是非これらの組み合わせを参考にし、コンビニでも健康的な食事を目指してみてはいかがでしょうか?